ジャーナル

心の深い願い

だいぶブログの間が空いてしまいました!お久しぶりです。さて、今月のテーマはサンカルパ、意図です。新年の初めに新年の抱負や目標を立てた人もいるでしょうし、初詣や初日の出で今年の願いを込めてお参りした人もいるでしょう。

でもこのサンカルパ、OOが叶いますように。。。という願いとはまたちょっと違うものなのです。

サンカルパの訳は、深い心の願いや意図です。まず大事なのが、これが自分の心のものだということ。社会的にこうあるべき、いつもお願いしていること、とはまた違うことです。ただ、自分の心のもの、というのは意外と難しいもの。なぜかというと私たちの願いは表面的なところでしかわかっていないものが多いからです。

例えば、ダイエットして5kg痩せたい。お金が欲しい。しあわせな結婚をしたい、など。どれも願いとしては良いものです。でも実現しなければ、私たちは不幸せなままで終わってしまいます。サンカルパの良いところは、この願いの下に隠されている深い願いをみる機会をくれることなのです。ダイエットしたい時は、生き生きと健康的に生きることが深い願いかもしれない。お金が欲しい時は、経済的な不安がなく安心することや、自分の本当にやりたいことを楽しむ自由が願いかもしれない。しあわせな出会いや結婚の裏側には、愛されたい、そして愛さられるべきものとして受け入れられたいという願いがあるかもしれません。

この深い根っこの願いにたどり着くと、世界は広がります。なぜかというと、地上の木の部分ではなく、根っこの部分にたどり着いたのですから。その根っこを大切にすると、木は成長します。木は、思ってもみない方向へと成長するかもしれないけれど、根っこが安定して育っていれば、きっと大丈夫なのです。たとえ表面的な願いが叶わなかったとしても、深い願いが違った形で表面化することもあるでしょう。もしかしたら、痩せなかったとしても、自分の体を自由に表現して喜びを感じる機会が与えられたり、お金が今までと同じでも、本当にしたいことをやるチャンスが訪れたり、恋愛という形でなくても、愛されていると感じる人間関係に恵まれるかもしれないのです。

サンカルパのもう一つの大切なことは、現在形で言葉にするということです。私たちの無意識は、実際やっていることとイメージしていることの区別がつかないそうです。ある脳の研究によると、ピアノを弾く練習をした人たちと、ピアノを弾くイメトレをした人たちでは、同じように指を司る脳の部分が発達したそうです。(英語ですが、これについての文献はこちら)なので、サンカルパを言葉にするときにはOOが叶いますように、ではなくて、「私はOOです。」と言い切ってしまうのが大切なのです。「私は幸せです。健やかです。愛されています。」などです。

私は、ヨガのクラスの最初に意図を設定する時間を持っています。通常はサンカルパは長いスパン(3−6ヶ月)で取り組んでいきたい願いと言われていますが、その日のための短い意図を持つことは良いことです。長期的なサンカルパに基づいた今の意図かもしれないし(例えば、幸せであるために、今日私は体を労って動きます、とか)、あるいは長期的な意図(例えば、私は安心して自分らしく生きています)を、ぜひヨガをするときに見つけてみてください。そして、幸せである、健やかである、その肯定的なところから体や心をみてあげると、またいつもと違った体験になるかもしれません。

それでは、深呼吸をして、体を落ち着けて、よければ目を閉じて、自分自身に尋ねてみてください。「私は本当は何を願っていますか?」

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